キャッシュを残す経営

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第381回 補助金の功罪

補助金は、国や自治体などが政策を推進するために政策目的に合った取り組みを支援するために提供する、返済する必要のない資金であり、もらえるお金です。経済産業省が主に補助金と言い、厚生労働省が助成金という言葉を使っています。 助成金の審査が形式的...
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第375回 新NISA開始でいきなり株価暴落

日経平均株価は7月11日に史上最高値42,224円をつけた後、下げ相場が続き、8月5日は31,458円となり、1日の下げ幅としては最大の4,451円安となりました。これは1987年10月19日のアメリカのブラックマンデー翌日の3,836円を...
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第373回 20年ぶりとなる新札発行!

令和6年7月3日、20年振りに新札が発行されました。1万円札は渋沢栄一、5千円札は津田梅子、千円札は北里柴三郎です。渋沢栄一は2021年の大河ドラマで、吉沢亮が演じた『青天を衝け』では百姓でありながら、最後の将軍徳川慶喜に見出され、維新後の...
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第312回 決算対策は要らない

決算日が来る前に、決算対策としてお打合せをします。ここ最近は、特別な対策はほとんど不要の場合が増えてきました。利益が計画よりも多く計上され、従業員の方に還元する意味での賞与の計上は有用です。社員のモチベーションにも係わってきます。その場合は...
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第308回 資産管理の基本は現金実査

会計監査では、証拠力が強いものは、実査、立会、確認です。実査とは、実際に現金などを数えることであり、最も強い証拠力となります。立会とは、在庫の棚卸をしているところに立会うことであり、確認とは、銀行、証券会社に残高、取引を監査人が直接、確認す...
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第305回 手元にキャッシュを残す

世界的な大恐慌に陥りそうな雰囲気になってきました。経済アナリストの藤原直哉さんはすで金融は崩壊しており、かつてない大恐慌に突入したと断言しています。それが実感として判るのは数年後かもしれません。 その時に、いかに手元に現金を持っているかが鍵...
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第294回 書類スキャナ保存の実践法!

令和4年1月1日からいきなり始まりました電子取引データの保存ですが、2年間の猶予期間はあるにしても、早めに対応しておくに超したことはありません。税務署の電子帳簿説明会では会場が超満員だったそうです。しかし、書類の保存方法など、肝心なところは...
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第291回 現金の管理が基本

コロナ禍の影響で3年振りに本格的に税務調査が再開されています。最近は、税務署では世代交替により、新人研修を兼ねての調査も多くなっているそうです。そういったなか、税務調査で初めて現金実査を受けました。 かつて、監査法人で会計監査をしているとき...
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第286回 矢沢永吉さん、詐欺による損失35億円を完済!

2022年7月19日に日本テレビ『ザ!世界仰天ニュース』に矢沢永吉さんがVTR出演し、巨額の詐欺事件に巻き込まれた心境を語りました。ドラマ仕立てで、その事件を再現しています。永ちゃん38才のときに、世界進出に備え、将来的にオーストラリアに音...
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第279回 税金は率で考えましょう

率の経営ということは、お客様によく言っていることです。利益を考える場合に、金額ではなく率で考えなければなりません。売上営業利益率(営業利益÷売上高)はまずは10%を目指します。上場会社では、株主、投資家に対して説明しなければなりませんので、...