この度は、会報に寄稿させていただく機会を頂きましてありがとうございます。
寄稿させていただくのは、会計士に合格した体験記以来、
二十三年ぶりとなります。
私の事務所は、平成十八年に「会計体操」を作りました。
「会計体操」とは、難しい会計用語をわかりやすく覚えるためには
どうすればよいのかを考えて、歌と体操にしたものです。
作詞は私、作曲は家内、アレンジは熊本の音楽好きの知人に、
振り付けは健康オタクの床屋のマスターにお願いしました。
アレンジした人が、「音楽でこんな歌詞はあり得ない!」と興奮していたのが
印象的でした。夫婦でレコーディングをし、歌も私たちが歌っています。
歌詞は次のようになります。
「借方左貸方右、両方揃えてバランス
資産になるものなんでしょう
現金 宝石 美術品
マンション 土地に 車だよ
すべて増えたら 左
げんげん現金うれしいな
お給料 ボーナス 配当金
げんげん現金うれしいな
現金増やして 貯めようよ
借方左貸方右、両方揃えてバランス」
と、このように一番は資産のことを歌っています。二番は負債、三番は資本です。
「最後は、
げんげん現金うれしいな
税金対策 現金守ろう
げんげん現金うれしいな
仕事も家庭も幸せだ
借方左貸方右、両方揃えてバランス」
となります。
また、家族で踊っている「会計体操」をYou-turbにアップし、
これまで三万件のアクセスがあっています。
メディアはこのような面白い? ものを探していますので、新聞、雑誌、
テレビ局の方から取材の依頼があります。
→「会計体操」 のYouTubeはコチラ
調子に乗って、
「会計体操」のラップバージョンをその二年後に作りました。
さすがにラップの作曲は無理ですので、東京に行って、プロの作曲家に依頼し、
振り付けは日本のジャズダンスの草分けといわれる方にお願いしました。
作詞は相変わらず私が担当し、一番が損益計算書、二番が貸借対照表、
三番がキャッシュフロー計算書です。歌っているのは今回も私と家内です。
ラップバージョンは体操というよりも、動きが激しく、ダンスになっています。
歌詞は次のようになります。
「商売繁盛
右肩上がりの売上上げて
カチャカチャカチャカチャ電卓たたこう
売上原価に製造原価
カチャカチャカチャカチャ電卓たたこう
給料 ボーナス 交際費
経常利益を黒字にしよう
損益 損益 損益計算書 しょっ!
げん げん 現金楽しいな
げん げん 現金うれしいな
仕事も 家庭も 幸せだ
1 2 3 4 GO GO
GO GO GO GO 5ヵ年計画 GO! 」
ということで、一番は損益計算書です。
二番は、キャッシュフロー計算書、三番は貸借対照表となっています。
うちの事務所主催の講演会、セミナー、勉強会に参加した人は、
原則、「会計体操」を踊ってもらっています。
さらに、福岡市立福翔高校での年に一回のボランティア「会計体操授業」は、
恒例です。
お陰様で、その授業を受けて、事務所に興味を持ってくれ、
良い人材が入所してくれています。
ここ半年間は、地元のテレビ局の出演が続きました。
KBCの「アサデス」、RKBの「今日感テレビ」、
そしてFBSの「めんたいワイド」で取り上げてもらいました。
全て先方からのオファーです。
←KBCの「アサデス。」
経済とラップのありえないコボ!?
2011年12月21日放送
コチラから収録動画が見れます
←FBSの「めんたいワイド」
2012年7月9日放送
もしもテレビコマーシャルを作ったら、ウン十万円はかかりますが、
このような動画を持っていると、タダで広報活動ができます。
しかし、これを観たからと行って、いきなりクライアント獲得ということには
なりません。
クライアントの社長と話していても、なかなか会計用語が通じない場合があります。
少しでも、会計用語が身近なものになればと思い、活動しています。
引いては、公認会計士も、もっと身近な存在になればと思います。