建設業の会計・税務

次のようなことが起こっていませんか?

赤字工事を受注していませんか?

建設業は、ここ最近好景気ですが、原価管理をしていないと、赤字工事をうっかり受注したりしますので要注意です。

建設業でよく聞く話は「ここの現場では赤字でも次の現場で面倒をみてもらえる」

という説明です。今まではそれで良くても、だんだんと従来の習慣が通用しなくなってきていますので、今後は、次の現場で面倒をみてもらえるということは、なかなか難しくなっていきます。

最大の経費「人件費」の管理が重要です

いずれにしても、建設業では現場ごとの原価を把握して管理していかなければなりません。決算時に未成工事支出金を計上する際にも、
現場ごとの人件費を把握する必要があります。

その前提となるのが「工事日報」です。

誰がどの現場に何時間行ったのかを把握しないと、原価管理はできません。以前は手書きの工事日報を書いて、それを入力担当者が入力して、更にそれを集計する手間が必要でした。 日報を毎日入力することで、そのデータがそのまま時間給、残業代の計算につながり、原価管理までできてしまうのです。

人件費を現場ごとに把握し原価管理をすれば、赤字の現場は受注しないようになったり、少しでも利益が残るように行動するようになります。

会社にキャッシュを残しませんか?

製造原価には材料費、現場経費などありますが、何といっても人件費が最大の経費です。

会社によっては外注費の占める割合が多いところもありますが、管理可能な費用は、まずは自社の人件費です。

それは事務作業にもいえます。特に事務作業は目に見えないだけに、ほっておくと膨れ上がる傾向にあります。対応する売上もないだけに目立ちませんが、うっかりすると固定費が膨らんでいきます。

利益を計上している会社は、総務・経理のバックヤードを少ない人員で回しています。当事務所では、効率のいい日報の書き方や建設業にとって使いやすい会計ソフトなどをご提案し、会社にキャッシュを残す経営をサポートします。

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