いよいよ今日から4月ですね。うちの事務所も12年目になります。4月から大学新卒の新入職員が入ってきます。とはいえ、うちの娘ですが。
桜は満開となり、とても気持ちのいい季節です。そんななか、少しそぐいませんが、今週は鈴木啓功著「日本人だけが知らないこの国の重大な真実 闇の世界金融の日本占領計画」(イースト・プレス 1,836円)をご紹介します。
テレビ・新聞の報道と、現実の生活の実感とに違和感があります。政府が向かっている方向、日銀のマイナス金利にも、通常ではないものを感じます。
「闇の世界金融」などと言えば、ほんの数年前は陰謀論として一笑されていました。ところがここ最近は、プーチン大統領が、2001年9月11日の米国テロは、米国の内部犯行であると言及しているように、あながち無視できるものではない感覚があります。
いきなりですが、前出の本では、安倍晋三首相と黒田東彦日銀総裁が「日本国」を破壊すると警告します。
安倍晋三の本心は「日本国」を「戦争国家」に変えること、黒田東彦の本心は「日本経済」を破壊すること、と透視し、これは米国からの指令であるとします。
また、米国の後ろには「世界の奥の院」があるとします。著者はこれを地球支配階級と名付けています。現代世界の最上階には「ヨーロッパ世界が存在し、米国は「その下位」に位置し、現在は欧州ロスチャイルド家(原発ビジネス+経済戦略)と米国ロックフェラー家(石油ビジネス+戦争戦略)が権力闘争を繰り返しているとします。
その延長線で考えれば、東日本巨大地震は「米国の地震兵器」による攻撃であると著者は透視します。
昨年、「安保法」(著者は戦争法といいます)が制定されました。近未来に、日本国は米国の謀略で「第三次世界大戦」に参戦させられると鈴木氏は予測しています。
理路整然と書かれているだけに説得力のある本です。