第92回 ヒロシマ・モナムール

img_0832元気ですか! 福岡の公認会計士・税理士の山崎隆弘です。

今年の夏に「シリア・モナムール」という映画を観ました。拷問や銃撃される人々のネット上の映像を集めた、フランスに亡命のオサーマ・モハンメド監督と、シリア内戦の激戦地ホムス在住のクルド人女性ウィアーム・シマヴの共同作業によるドキュメンタリーです。テレビでは知り得ないシリアの悲惨な状況が映し出されます。

この映画の冒頭に「ヒロシマ・モナムール」が上映されているシーンがあります。「ヒロシマ・モナムール」は日本題名「二十四時間の情事」で有名です。アラン・レネの初監督作品で、マルグリット・デュラス脚本です。主演のエマニュエル・リヴァの美しさにビックリします。相手役の岡田英次もフランス語で堂々と渡り合っています。

戦後十数年経過した原爆被災地の広島市が舞台です。撮影当時の1958年の広島の風景に目が奪われます。広島平和記念公園は、今のような立派な公園ではなく、広島平和記念資料館、原爆の子の像がポツンと建っています。

当時、主演のリヴァが撮影した写真を集めた「HIROSHIMA 1958 」が、8年前に出版されています。映画で観るよりも日常的な広島の風景を写しだしています。今シーズン、プロ野球セ・リーグでは広島東洋カープが25年振りの優勝を果たしましたが、広島球場が骨組みだけの建築中の写真もあります。

今年、オバマ米国大統領が、現職の大統領として初めて広島を訪れ、核兵器のない世界に向けた所感を述べました。しかし、一言の謝罪の言葉がないのには違和感を覚えました。写真集では、50年前に広島で生活している人たち、子どもたちの明るい笑顔がとても印象的です。

この記事を書いた人
山崎 隆弘

山崎隆弘事務所所長
公認会計士・税理士

1960年福岡県生まれ。福岡市在住。29歳で公認会計士試験に合格。以来、中央青山監査法人(当時)で10年間勤務。会計監査、システム監査、デューデリジェンスに従事し、上場企業などの主査を務めるが、39歳のときに胆管結石による急性胆管炎を発症する。結石の除去に入退院を繰り返し、監査法人を退職。

1年間の休養後、41歳で父親の会計事務所に入所。44歳のときに同事務所を引き継ぎ、公認会計士事務所を開設。同時に妻二三代が入所。「ビジネスと人生を楽しくする会計事務所」がモットー。家族で踊る「会計体操」は、NHK・フジテレビ・KBC・RKB・読売新聞・西日本新聞など多数のメディアで取り上げられる。

著書に『年収と仕事の効率を劇的に上げる 逆算力養成講座』『なぜ、できる社長は損益計算書を信じないのか』。

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福岡市東区箱崎の公認会計士・税理士 山崎隆弘事務所
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