元気ですか! 福岡の公認会計士・税理士の山崎隆弘です。
個人型確定拠出年金が平成29年1月から、基本的に60歳未満すべての人が利用できるようになります。今年の9月に個人型確定拠出年金(DC)の愛称がiDeCo(イデコ)と決まりました。
確定拠出年金制度は、高齢期における所得確保の自主的な努力を支援するため、基礎年金(1階部分)、厚生年金保険(2階部分)の公的年金に上乗せしてできるものです。給付を受ける私的年金(3階部分)に「企業型年金」と「個人型年金」の2種類があります。今回の改正では国民年金基金連合会が実施する「個人型年金」(iDeCo)です。
現行法では、iDeCoに加入できるのは、自営業者等、企業型年金に加入していないサラリーマンです。改正後は、新たに企業型年金の加入者、確定給付型年金のみの加入者、公務員等共済加入者、専業主婦等が加わります。
確定拠出年金は、
給付金は、老後給付金、障害給付金、死亡一時金で受けることができます。老後給付金は原則60歳以上から受給できます。5年以上20年以内の有期年金です。終身年金を取り扱っている運用管理機関もあるそうです。
しかし、なんと言っても、iDeCoの最大のメリットは、税制上の優遇措置が設けられていることです。3つの税制優遇があります。それについては、また来週!